わくわくして仁川空港に着いたら、預けた荷物が出てこない!ロスバケはいつでも誰にでも起こります。もし韓国でロスバケしてしまったらどうするのか、対処法を解説します。また予防する方法やロスバケの発生率、荷物が見つかる確率についてもリサーチしました。
そもそもロスバケとは
ロスバケとは、飛行機に搭乗するときに空港の出発カウンターで預けた手荷物が、目的地の空港に到着した際に受け取れないことを指します。
ロストバゲージ(Lost Baggage)の略です。
ロストバゲージと似た言葉に、ディレイドバゲージ(Delayed Baggage)があります。これは、荷物の到着が遅れている状態を指す言葉。
単に到着が遅れているだけなので、最終的には手元に戻ってくることがほとんどです。
対してロストバゲージは、荷物が完全に紛失してしまい、見つからない可能性が高い状態を意味します。
ロスバケが起きる原因
ロスバケが起きる原因としては、下記のようなものが挙げられます。
- 荷物の積み忘れ
- 手荷物タグのミス
- 空港での仕分けミス
- 盗難
一番多い原因は、荷物の積み忘れです。特に乗り継ぎ便の場合に、荷物の積み換えが間に合わず荷物がないという事態が発生します。
また、仕分け作業中などに、別の便に積み込まれてしまったり、紛失してしまったりするケースもあります。手荷物に取り付けられるタグの付け間違いや読み取りミスが原因になることも。
荷物の取り間違いや盗難に遭う可能性も否定できません。
スポンサーリンクロスバケに遭ったらどうする?対処法は?
もし、韓国についてロスバケに遭ったことがわかったら、どうすればよいのでしょうか?対処法をあらかじめ知っておくといざというときに慌てなくてすみます。
ロスバケに遭ったらやるべきことを押さえておきましょう。
ロスバケ対応カウンターへ行く
ロスバケに遭ったことがわかったら、ロスバケ対応のカウンターへ行きます。
仁川空港の場合、手荷物受取レーンの裏側にロストバゲージカウンターがあるので、そちらへ向かいましょう。
このとき必要なのは、航空券と手荷物引き換え証です。
まずは空港職員が探してくれます。
手荷物紛失証明書を作成する
空港職員が捜索しても見つからなかった場合、手荷物紛失証明書を作成します。
必要な情報は以下の通り。
- 名前
- 住所
- 電話番号
- 搭乗した便名
- チケット番号(航空券番号)
- 紛失したスーツケースの外観の特徴
- スーツケースの中身
すべて英語で記入する必要があります。
スーツケースの特徴は英語で説明するのが難しい場合がありますよね?
そんなときのために、スーツケースの写真を撮っておくと役立ちます。
手荷物紛失届を作成したら、必ず控えをもらっておきましょう。
航空会社の補償について尋ねる
手続きが終わったら、航空会社の補償について確認してください。
多くの場合、歯ブラシなどの簡単な洗面道具(トラベルキット)がもらえます。
なお、補償があるのは最終的に荷物が紛失した場合で、単に遅延しているだけでは補償がされない場合がほとんどです。
航空会社からの連絡を待つ
あとは、荷物が見つかったとの連絡を待つだけ。
荷物が見つかればほとんどの場合、ホテルへ配送してもらえます。もし帰国後であれば、日本まで届けてもらえます。
もしどうしても見つからない場合には、航空会社に賠償請求することも視野に入れましょう。
海外旅行保険で補償してもらえることもあります。
スポンサーリンクロスバケが起こる確率と荷物が見つかる確率は?
ロスバケは意外と身近です。
どれくらいの確率で発生して、荷物が見つかる可能性はどれくらいなのかを紹介します。
ロスバケ発生率は約0.76%
現在のロスバケ発生率は、約0.76%といわれています。
2007年時点では、1.9%であったことからこの15年ほどでかなり改善しているのがうかがえます。
ロスバケの荷物が戻ってくる確率は約75%
ロスバケした荷物が最終的に見つかる確率は、75%ほどです。
多くの場合、荷物は見つかります。
もし運悪く完全に荷物が紛失した場合は、航空会社が荷物の金額を査定して損害賠償金が支払われます。
ロスバケに遭わないための予防策
ロスバケは、多くの場合、空港での取り扱いミスが原因で起こります。確率は低いものの、誰にでも起こる可能性があるため、予防策を知っておくと良いでしょう。
- 荷物に目印をつける
- 過去のタグをすべて外す
- 乗り継ぎ時間に余裕を持たせる
- エアタグなど紛失防止タグを利用する
また、万が一遭遇してしまったときのために、
- スーツケースの写真を撮っておく
- スーツケースの中身のリストを作成する
- 貴重品や必需品は機内持ち込みにする
- 旅行保険に加入する
といった備えをしておきましょう。
ロスバケのリスクは避けられない!対処法を知っておくと冷静に対応できる
ロスバケのリスクは残念ながら誰にでもあります。もしロスバケしてしまったときのために、対処法を知っておくと慌てずに対処できるでしょう。予防策をしておくことも大切です。
海外旅行に入っていると、ロスバケ補償がついているものもありますので、検討してみてください!
海外旅行に行くなら保険加入をおすすめします。保険の必要性についてはこちらを参考に。
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