韓国旅行に行くとき、海外旅行保険に入るべきか悩んでいませんか?韓国旅行だと2泊や3泊など短い期間のことが多く、距離も近いので「まぁいいか」となりがちです。韓国旅行の海外旅行保険の必要性を検証しました。クレカの付帯保険ではダメなのかも含めて詳しく解説します。
韓国旅行するなら海外旅行保険は入るべき!
結論からいうと、韓国旅行するなら海外旅行保険には入るべき!といえます。
いくら近くて旅行期間が短いとはいえ、韓国は外国です。比較的安全な国ではありますが、ケガや病気のときに日本とはまったく異なる環境・制度なので、入っていないととんでもない金額を支払う羽目になることもあり得ます。
まずは、
- 海外旅行保険とは
- 海外旅行保険の補償の具体例
について紹介します。
海外旅行保険とは
海外旅行保険とは、海外旅行中に病気になったりケガをしたり、盗難事故にあったり、物損事故を起こしてしまったりなどの損害・トラブル時に補償が受けられる保険です。
補償内容は保険会社や契約内容によって異なりますが、上記以外にも飛行機の遅延や荷物の紛失などに対応しているものも。
日本では健康保険に加入していますし、民間の保険に入っている人も少なくないと思いますが、これらは韓国で使えません。そのため、旅行中になにかトラブルがあると高額な医療費や賠償金が発生することがあります。
韓国旅行を不安なく楽しむために、万が一備えた海外旅行保険に加入することをおすすめします。
海外旅行保険の補償の具体例
海外旅行保険の一般的な補償内容は以下の通りです。
項目 | 詳細 |
---|---|
医療費 | 病気やケガによる治療費、入院費用、医薬品代など |
救援費用 | 救急搬送、救援活動の費用 |
損害 | 所有物の盗難、破損など |
賠償責任 | 第三者へ損害を与えてしまったときの損害賠償金 |
航空機遅延 | 飛行機の遅延によって発生した交通費・宿泊費の補償 |
弁護士費用 | 損害賠償請求時の弁護士費用 |
韓国旅行で海外旅行保険に入るべき理由
韓国旅行で海外旅行保険に入るべき理由について、さらにくわしく掘り下げます。韓国旅行で海外旅行保険に入るべき理由は、主に下記の4点です。
- 韓国の治安は日本より悪い
- 医療ケアに日本の保険が使えない
- 盗難や事故、飛行機の遅延にも対応している
- 万が一のときに日本語でサポートを受けられる
韓国の治安は日本より悪い
外務省の海外安全ホームページを見ると、韓国は危険情報が出ている国ではありません。しかし、残念ながら治安そのものは日本よりは悪いといえます。
日本と韓国で2022年の犯罪発生件数を比較してみました。
日本 | 韓国 |
---|---|
601,389件 | 1,482,433件 |
件数だけ見ると、日本より韓国の治安は悪いことがわかります。
数字上、日本にいるより犯罪に巻き込まれる確率は高いと言わざるを得ないため、やはり万が一のことを考えて保険に入っておくべきでしょう。
医療ケアに日本の保険が使えない
韓国滞在中に体調を崩したりケガをしたりして病院へかかる場合、日本の健康保険証は使えません。そのため、医療費は高額になります。場合によっては、数百万になることもあります。
保険会社によっては立替の必要なく保険会社が直接病院へ支払いしてくれるものもあるので、安心です。
盗難や事故、飛行機の遅延にも対応している
海外旅行保険では、盗難や紛失にも対応している他、飛行機が遅延した場合の損害に対しても補償が可能です。
たとえば飛行機が遅延して延泊が必要になった場合の宿泊費や交通費などです。
飛行機でロストバゲージしてしまったときに日用品購入費を補償してくれるサービスもあります。
万が一のときに日本語でサポートを受けられる
病気やケガなどトラブル時は何かと不安になるもの。特に言葉の通じない海外では、余計に心細いでしょう。
そんなときに海外旅行保険に入っていれば、日本語でサポートを受けられます。
日本語の通じる病院を紹介してもらったり、さまざまな手続きを代行してもらえたりなど、万が一のときに手厚いサポートが受けられるので、安心して韓国旅行を楽しめます。
スポンサーリンク韓国旅行はクレジットカード付帯保険ではダメ?
海外旅行保険に入るべき!というと、クレカに付帯保険がついているから大丈夫という人もいます。しかし実際には使えると思っていた付帯保険が使えなかった!というトラブルも少なくありません。
クレカの付帯保険では絶対ダメとはいえませんが、できれば海外旅行保険に入ることをおすすめします。
理由は、補償内容が不十分な場合があるから。
まず、クレカの付帯保険には自動付帯と利用付帯の2種類があります。
自動付帯の場合、クレジットカードを保有しているだけで補償されます。
しかし利用付帯の場合は、そのカードを使って旅行代金を支払っていないと適用外になるなど特定の条件があります。カード会社によっては航空券の購入は適用だがホテルは適用外という場合も。
補償の内容も補償額が海外旅行保険と比較して少なかったり、そもそも項目として設けられていなかったりすることもあります。
クレカの付帯保険を利用しようと思っているなら、事前にしっかりと補償内容や要件を確認してくださいね。
スポンサーリンク韓国旅行で気を付けるべきこと
海外旅行保険に入っていれば安心して韓国旅行を楽しめるとはいえ、できるだけトラブルのリスクは避けたいもの。ここでは、韓国旅行中にトラブルに合わないために気を付けるべきポイントを見ていきましょう。
水道水は飲まない
韓国の水道水は飲用として問題ないとはいわれていますが、2020年には水道水に虫が混じっていたなどの報告も。韓国の人たちも9割以上の人がミネラルウォーターを飲んでいるそう。
そのため、飲用として水道水を使用するのは控える方が良いでしょう。
明洞の路面店でカード決済はしない
コロナ後から徐々に増えているのが、明洞の路面店でのカード詐欺。日本人をお店に呼び込んでカードで支払いをさせて、1桁多く請求するというもの。
有名なコスメショップでも被害報告が多数聞かれるので、路面店で買い物をするときは現金かWOWPASSなどのプリペイドカードを使うのがおすすめです。
WOWPASSとクレカ、どっちが使えるのかこちらの記事で検証しています。
貴重品は肌身離さず見えないところにしまう
韓国の観光地の人混みには、残念ながらスリがいます。日本人は特に狙われやすいので、十分気を付けましょう。
財布ならともかくパスポートを盗まれてしまったら、日本に帰れなくなってしまいます。
バッグは前に持ち、ジッパーなど必ずふたのできるものを選んで、見えないところに貴重品をしまいましょう。
スポンサーリンク海外旅行保険に入って韓国旅行を安心して楽しもう
韓国旅行に行くなら、万が一に備えて海外旅行保険に入るべきです。2~3泊の旅行であれば、1,000円程度の掛け金で充分な補償内容の保険はたくさんあります。トラブルにあってから後悔しないよう、海外旅行保険を検討してくださいね!
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