韓国の一部のNIKE直営店では、好きなワッペンやデザインを選んで自分だけのオリジナルアイテムをカスタムできる特別なサービスがあります。
SNSでも話題になっているこの韓国NIKEカスタム、予約方法や流れが気になる方も多いはず。今回は、実際のNIKEカスタムのレポを交えながら、やり方や予約のポイント、カスタム可能な店舗情報まで詳しく紹介します!
韓国NIKEカスタムの予約方法

明洞店では、毎朝10時に店舗前でカスタムサービス「NBY(Nike By You)」の整理券が配布されます。
整理券は1日100枚限定で、1枚で最大2名まで入場が可能です。人気店のため、早めの到着がおすすめです。
一方、狎鴎亭店で提供されている「エアフォース」を対象としたカスタムサービス「フットウェアメーカーズ」は、事前に応募して当選しないと利用できません。
応募方法は、カカオトークで「ナイキ狎鴎亭(나이키 압구정)」と検索し、友だち追加をしたうえで、チャンネルホームにあるニュースタブ内の「応募ボタン」からアクセスします。
そのほかの店舗については、基本的に予約なしでカスタムを体験できますが、混雑状況によっては明洞店と同様に整理券を配布することもあります。
実際に韓国NIKEカスタムをやってみた!
今回は、東大門「DOOTA」内のNIKEで、実際にカスタム体験をしてきました。
①カスタムしたいアイテムとワッペンを選ぶ
まずは、店内にある専用のカスタムレーンに並び、順番が来たらスタッフに案内されてテーブル席へ移動します。

そこでは、カスタムしたいアイテムを選ぶところからスタート。
キャップやTシャツ、長袖のパーカーやフード付きパーカーなど、さまざまなアイテムの中から選ぶことができます(ただし、取り扱いアイテムは店舗によって異なるため注意が必要です)。

次に、用意されたワッペンの中から、つけたいものを自由に選びます。
②ワッペンの位置を決める
選んだワッペンは位置を決めてマスキングテープで仮止めし、スタッフに渡してカスタム作業に進みます。

Sサイズのプリントは実物のサンプルが用意されており、実際に洋服の上に乗せて仕上がりイメージを確認することができます。

一方、大型プリントに関しては、iPadを使って完成後のデザインイメージをスタッフと一緒に確認できます。
③お会計
ワッペンの位置を決めたら、いよいよお会計に進みます。
価格は選んだアイテムやオプションによって変わりますが、以下が目安となる料金です。
・Tシャツ 29,000〜39,000ウォン
・パーカー 69,000〜100,000ウォン
・キャップ 25,000ウォン
・ワッペン 5,000ウォン
さらにプリント加工を追加する場合、デジタル印刷や大きめのプリント(L)は13,000ウォン、小さめのプリント(S)は4,000ウォンが追加でかかります。

黒の長袖スウェット2枚(大人用とキッズサイズ)にワッペンと背中プリントをしてもらって、このお値段でした。
料金は店舗や選ぶアイテムによって多少異なることがあるため、目安として参考にしてください。
なお、韓国では免税の手続きが可能です。東大門のDOOTA店ではキオスクが設置されておりセルフで手続きができます。
その他の店舗では、会計時にレジでスタッフにパスポートを提示すれば、タックスリファンドの手続きを行ってもらえます。
④受け取り

レジでお会計を済ませたら、あとは指定された時間に受け取ります。
受け取りまでの時間は、おおよそ30分程度ですが、ワッペンの数やアイテムによって前後することもあります。
レシートを見せれば受け取ることができるので、店内で待つ必要はありません。
近くのお店でショッピングしたり、カフェで休憩しながら待つのがおすすめです!
韓国NIKEカスタムができる店舗
NIKEカスタムはすべての店舗でできるわけではなく、一部店舗限定のサービスです。カスタム体験ができるそれぞれのお店の特徴や店舗情報をまとめてご紹介します。
NIKE DOOTA(東大門)

東大門「DOOTA MALL」の1階にある店舗。2023年9月にリニューアルオープンし、清潔感のある広々とした店内が特徴です。
東大門といえばナイトショッピングが有名ですが、こちらのNIKE DOOTAも夜12時まで営業しています。
混雑も少なめで、落ち着いて商品を選べるのも魅力のひとつ。
カスタムコーナーも充実しており、人気の韓国語ワッペンなど、主要なデザインはしっかり揃っています。

DOOTA店限定のオリジナルデザインはないものの、定番人気のカスタムを楽しみたい方には十分なラインナップです。
NIKE SEOUL(明洞)

明洞のメインストリート入口に位置する「NIKE SEOUL」。
外国人観光客の来店が非常に多いため、スタッフは基本的な英語、日本語、中国語にも対応しています。
韓国最大級の規模を誇るこの店舗は全3階建てで、1階ではNBY(Nike By You)を含む各種サービスを展開。
2階は女性向けとキッズ向けのアイテム、3階はメンズ商品とジョーダンラインが取り揃えられています。
こちらの店舗はワッペンのバリエーションの豊富さが魅力。
ナイキのロゴにハングルで「서울(ソウル)」と書かれたデザインや虎やレトロな車のナンバープレート風など、明洞店だけの限定デザインも揃っています。
NIKE GANGNAM(江南)

新論峴駅6番出口から徒歩約2分、江南駅11番出口からも徒歩約7分の場所にある店舗です。
ここでしか手に入らない「강남(カンナム)」とハングルで書かれた限定ワッペンが特に人気です。
カスタムの利用者が多ければ明洞と同じく整理券を配布することもありますが、基本的には待ち時間なしで入れるほど空いているのが魅力。
周辺は美容クリニックが多いエリアですので、美容をメインに渡韓する人はこちらの店舗を利用してみるのがおすすめです。
NIKE HONGDAE(弘大)

弘大にあるNIKE HONGDAEは、スポーツとファッション、アートを融合させた体験型コンセプトストア「ナイキスタイル」の店舗。
店内にはアート作品のようにディスプレイされた商品が並び、まるでギャラリーのような空間となっています。
1階に設置されたスタジオブースでは、その場で撮影した写真をナイキのTシャツにプリントすることも可能。
自分だけの完全オリジナルな一枚が作れるという、他店舗にはない特別なサービスが魅力です。
NIKE APGUJEONG(狎鴎亭)

狎鴎亭ロデオ駅5番出口のすぐ向かい側にあり、アクセスの良さが魅力の店舗。
ハングル文字のパッチや限定デザインの取り扱いはないものの、基本的なカスタムアイテムやワッペンはしっかり揃っているので、限定デザインにこだわらない方や混雑を避けてゆったりとカスタムを楽しみたい方にもおすすめです。
またこちらの店舗には、「エアフォース」を対象にした特別なカスタムサービス「フットウェアメーカーズ」もあります。
スプレーを使って自分好みのカラーに塗装できる体験型カスタムで、自分だけの一足を作ることができます。
韓国NIKEでオリジナルカスタムアイテムを作ろう!

オリジナルNIKEアイテムが作れちゃう人気のサービス。明洞や東大門をはじめ、江南、弘大、狎鴎亭といった韓国旅行でもおなじみのエリアにあるNIKEストアで体験することができます。旅行の記念にもなること間違いなし!是非この記事を参考に、自分だけの特別なカスタムアイテムを作ってみてください。
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