鹿児島から韓国へ小さな子どもを連れて家族旅行に行く際には、価格面だけでなく親も子どももできるだけ快適に移動できる方法を選ぶのがおすすめです。韓国に到着するまでの移動で疲れてしまっては、せっかくの家族旅行も楽しめません。鹿児島から韓国へ家族旅行するときにおすすめのキャリアや行き方を、サービスの内容や空港の利便性などを比較しながら解説します。
鹿児島から韓国への行き方は?
鹿児島から韓国への行き方には、飛行機で行く方法や船で行く方法があります。
- 鹿児島空港から直行便の飛行機で行く
- 福岡空港経由で直行便の飛行機で行く
- 博多港経由で船(ニューかめりあ・クイーンビートル)で行く
- 関西国際空港から直行便の飛行機で行く
- 成田空港経由で直行便の飛行機で行く
このなかで鹿児島から韓国へ家族旅行する場合に最もおすすめなのは、鹿児島空港から大韓航空で韓国へ行く方法です。
小さな子どもを連れての韓国旅行なら、一番重視したいのは親と子どもに移動の負担が少ないという点。鹿児島発の大韓航空便なら空港までの移動も少なく、小さな空港なので混雑も避けられ、サービス面でも安心できます。
次の章からは、子ども連れ向けのサービスの充実度や空港の設備、安心感、価格面などさまざまな角度から、鹿児島・韓国間のキャリアや行き方を比較します。
鹿児島・福岡・関西・成田から韓国への直行便を運航しているのはこちら。
鹿児島 | 福岡 | 関西 | 成田 |
---|---|---|---|
大韓航空 (水・金・日のみ運航) | 大韓航空 アシアナ航空 ジンエアー チェジュ航空 エアプサン エアソウル イースター航空 ティーウェイ航空 | 大韓航空 アシアナ航空 Peach チェジュ航空 エアソウル エアプサン ジンエアー イースター航空 ティーウェイ航空 | 大韓航空 アシアナ航空 ZIPAIR エアージャパン ジンエアー エアプサン エアソウル チェジュ航空 ティーウェイ航空 イースター航空 エアプレミア |
鹿児島から韓国へ家族旅行するのに一番おすすめの行き方は?
鹿児島からは韓国へ直行便が就航していますが、その他にも福岡、関西、成田を経由しても行くことができます。ここからは、サービス面や利便性、価格面などさまざまな視点でキャリアや行き方を比較し、子ども連れの韓国家族旅行におすすめの行き方を解説します。
1歳未満の子どもがいるなら【大韓航空】がおすすめ
1歳未満の子どもと一緒に国際線に乗るなら、バシネットや離乳食提供など乳児向けのサービスが充実している大韓航空がおすすめです。
順位 | 航空会社 | 出発地 |
---|---|---|
第1位 | 大韓航空 | 鹿児島、福岡、関西、成田 |
第2位 | アシアナ航空 | 福岡、関西、成田 |
第3位 | ZIPAIR | 成田 |
大韓航空では、国際線のすべての機体でベビーベットの代わりになるバシネット席を無料で利用可能です。利用できるのは体重11kg、身長75cm以下までの子ども。また、乳幼児向けの機内食も申し込めるのもうれしいポイント。
大韓航空はフルサービスキャリア(FSC)なのでLCCと比較すると航空券は割高ですが、トイレにオムツ交換台が設置されていたり、おもちゃが用意されていたり、CAさんも何かと気にかけてくれたりと、安心してフライト時間を過ごせるでしょう。
赤ちゃん連れ大韓航空!
— 桃☺︎2y👶東京の会社員 /2人目不妊治療中 (@momogomyway1) September 22, 2022
子供向けのおもちゃは組み立てて遊ぶ車のおもちゃでした✨息子には早いけど振り回して遊んでます😂
機内食はご飯に鶏肉と野菜が乗っているもの。コチュジャンをつけて頂きます😋赤ちゃんのご飯はりんごのオートミールとフルーツミックスジュース、かぼちゃとポテトの離乳食 pic.twitter.com/83esDpBO2l
大韓航空の離乳食は瓶入りタイプなので、機内で食べなかったら持ち帰りもできて便利ですよ。
2位は、アシアナ航空。アシアナ航空も大韓航空と同様にバシネットや乳幼児用の機内食を用意していますが、機体によって使用の可否が異なるのが注意点です。生後7日から2歳未満の子どもに使用できます。
今日から3泊4日ソウル🇰🇷
— マイメロの嫁🎀 (@kotokah5103) September 4, 2023
宏季は飛行機に乗ってすぐに寝てバシネットでスヤスヤ😴起きてからもグズらず到着🙌
アシアナ航空は赤ちゃんに優しい最高✈️
#韓国
#韓国旅行
#ソウル
#明洞
#赤ちゃん
#生後6ヶ月
#赤ちゃんと飛行機
#アシアナ航空 pic.twitter.com/si15hvGCLy
3位のZIPAIRは、日本生まれのローコストキャリア(LCC)です。ZIPAIRでは2歳未満の子どもにはBaby Safety Seatよ呼ばれるチャイルドシートを用意してくれます。LCCのほとんどがチャイルドシートやバシネットは持ち込みが必要であるため、航空会社が準備してくれるのはとても便利ですね。
3度目のZIPAIR✈️
— Rika@アメスマの中の人🇺🇸📱 (@amesma_net) January 30, 2024
他の航空会社と違って2歳以下でもlap childは不可だけど、その代わり0-1歳児にはチャイルドシート設置してくれるから、寝てくれている間や食事中にずっと子供を抱えていなくていいのは本当に楽🙇♀️ pic.twitter.com/Dw58N4A2BM
子どもが飛行機でじっと座っていられるか不安なら【フェリーニューかめりあ】がおすすめ
未就学児などまだ小さな子どもがいて、家族旅行で飛行機に乗るときに心配なのは、子どもがおとなしく飛行機のシートに座っていられるか?ではないでしょうか。
安全上の理由で飛行機は基本的に座席にじっと座っておく必要がありますが、子どもの性格によっては長時間じっとしているのが難しいことも。特に歩き出してすぐの1歳からイヤイヤ期がおわる3歳頃までは、落ち着きがない子どもが多い印象です。
嫌がる子どもを無理に座らせておくのは、親もストレスになるでしょう。
そこでおすすめなのが、博多港から船で韓国に行く方法です。博多港からは、ニューかめりあというフェリーとクイーンビートルという高速船が運航しています。
順位 | 行き方 |
---|---|
第1位 | 博多港からフェリーニューかめりあで行く |
第2位 | 博多港からクイーンビートルで行く |
第3位 | 鹿児島空港から大韓航空の直行便で行く |
1位のフェリーニューかめりあは家族だけでゆっくり過ごせる個室を借りられるので、周囲の目を気にせずに船内で時間を過ごせます。
和室の個室には、専用の洗面台がついています。布団も準備されているので、ゆっくり休めますよ。
その他にも、レストランやゲームコーナー、展望風呂など設備が充実しています。
2位のクイーンビートルはフェリーニューかめりあに比べて船体は狭いですが、キッズルームを備えているのが魅力です。
キッズルームには滑り台も完備!
「QUEEN BEETLE」キッズルーム
— たぬきねこ (@JGXC4035370) March 14, 2021
滑り台で遊びたかったけど大人にはムリなサイズでした!(笑)#QUEENBEETLE#クイーンビートル pic.twitter.com/kyslOGsbc8
ニューかめりあもクイーンビートルも運行中に座席にじっと座っておく必要がなく、船内を自由に動けるので、子どももストレスを感じなくてすむでしょう。
3位は、鹿児島空港から大韓航空で韓国に行く方法。飛行機で行く方法ですが、鹿児島空港発が14:00で、保育園でいうとちょうどお昼寝の時間にあたるので、フライト中に眠ってくれる可能性が高いです。
鹿児島空港には展望デッキや飛行機の模型の展示、足湯、周辺には公園もあるので飛行機に乗る前に子どもを遊ばせられますよ。
鹿児島空港を散策
— Hiro (@orainahk14) March 6, 2024
展望デッキや展示室、足湯、公園と周辺だけでも観光が充実していた pic.twitter.com/S1RX1bWlKc
搭乗前にお腹いっぱいご飯を食べて、たっぷり運動をしてから乗ると良いかもしれません。
子ども用の手荷物を機内にたくさん持ち込みたいなら【大韓航空・アシアナ航空】がおすすめ
まだオムツをしている子どもやミルクを飲んでいる子どもを連れて韓国へ家族旅行する場合、親の荷物はかなり多いはず。飛行機の場合、機内持ち込み手荷物にはサイズや重量に制限があります。子ども用の手荷物を機内にたくさん持ち込みたいなら、【大韓航空・アシアナ航空】を選びましょう。
順位 | 航空会社 | 機内持ち込み手荷物の制限 |
---|---|---|
第1位 | 大韓航空 | 親:10kgまで、子10kgまで |
アシアナ航空 | 親:10kgまで、子10kgまで | |
第3位 | チェジュ航空 | 親:10kgまで、子なし |
機内持ち込みできる手荷物の重さは、フルサービスキャリア(FSC)は10kgまで、LCCは7kgまでというのが一般的です。
加えて大韓航空とアシアナ航空の場合は、子ども分として親の荷物にプラスして10kgまでの荷物を持ち込めます。
パッキング完了!アシアナ国際便始めて乗るんだけど、機内持ち込みが7kgじゃなくて10kgって本当なのかなと、ホームページで確認したのにまだ不安です😂
— Yumi🇦🇺大人のギャップイヤー5年目 (@yumi_aus) June 16, 2019
7kgに慣れすぎてしまってる。#大人のギャップイヤー #adultgapyear 出発✈️ pic.twitter.com/1W8C7mBeYA
3位のチェジュ航空はLCCではめずらしく、手荷物の制限重量が10kgです。ただし子ども分の持ち込み可能な手荷物がありません。
また、LCCの場合、手荷物もきっちり計測するキャリアが多いのですが、チェジュ航空は比較的緩やかなようで計測されていないという声も多く聞かれます。
週末ソウルの旅、チェジュ航空で行ったんだけど、往復ともに手荷物の重量チェックがなかった。今のLCCってそんなものなのかな?
— カズマックス (@kazuuun_net) July 2, 2023
2週間後はジェットスターに乗るけど、ジェットスターも重量チェックないかな?
日本のLCCキャリアでは毎回機内持ち込み手荷物の重さを計るので、海外LCCの方がゆるい印象ですね
言葉に不安があるなら【ZIPAIR】がおすすめ
韓国に家族旅行する際に韓国語も英語も苦手で不安…という人には、日系エアラインがおすすめ。なかでも子ども連れの家族旅行におすすめなのは、ZIPAIRです。
順位 | 航空会社 | 出発地 |
---|---|---|
第1位 | ZIPAIR | 成田 |
第2位 | Peach | 関西 |
第3位 | エアージャパン | 成田 |
1位のZIPAIRは日本航空の完全子会社として生まれたLCCです。そのため、問い合わせやチェックインカウンターはもちろん、機内のCAさんにも日本語が通じます。
乗客のほとんどが日本人であることも、安心できますね。特に連休の場合は、日本人の利用率が上がるようです。
ZIPAIRのソウル線、日本人比率高い!コレは良きかな。三連休ってのもあるだろうが。
— kazukun✈️🚄🚃 (@kazumitsu1978) February 25, 2024
第2位のPeachもZIPAIRと同じく日系のLCCです。日本で初めて生まれたLCCとして、関西国際空港を拠点に国内外に就航しています。Peachももちろん日本語OK!
peach初乗り感想
— 栖麻(すま/suma_click/스마_클릭) (@suma_click_vrc) November 20, 2023
いいところ:機体が新しくてきれい。韓国のCAさんも日本語が通じる。スペースもそれほど他の航空会社と違いが感じられない。定刻通り。日本人だらけ。
悪いところ:ターミナルが遠くて実質リムジンバスしか選択肢がない(無料シャトルバスは多いのでラウンジ行く人はT1からいける)続
わたしはPeach便をよく利用しますが、PeachはLCCのなかでも比較的座席が広めだと感じます!
第3位のエアージャパンはLCCではなくFSCとLCCのハイブリッドをうたっているキャリアです。その名の通り日系のキャリアなので、安心して日本語が使えますよ。
スポンサーリンク今日初めてエアージャパン乗るのたのしみ
— 翠 (@pnyoung968) March 12, 2024
できるだけ旅行費用を抑えたいなら【フェリーニューかめりあ】がおすすめ
鹿児島から韓国へ家族旅行の際にできるだけ費用を抑えたいなら、博多港からフェリーニューかめりあで行くのがおすすめです。(※価格はすべて一人あたりの片道料金です。価格は一例であり時期や条件によって異なります)
順位 | 行き方 | 価格 |
---|---|---|
第1位 | 福岡経由でフェリーニューかめりあで行く | 約13,960円 |
第2位 | 福岡経由でクイーンビートルで行く | 約19,960円 |
第3位 | 関西国際空港経由でPeachの便で行く | 約20,590円 |
フェリーニューかめりあは博多港から釜山港への航路です。釜山からソウルへは高速鉄道のKTXを利用して移動します。
フェリーニューかめりあの料金は最安値で片道2,700円!家族4人分でも約1万円なのはとても魅力的ですね。
第2位は、博多港から高速船クイーンビートルで韓国に行く方法。ニューかめりあよりやや費用は上がりますが、所要時間が3時間40分と短くなるのがメリットです。
6月は釜山!釜山からの帰りはやっぱりクイーンビートルにした。飛行機の帰りはエアプサンが一番遅かったけど、空港迄の移動時間+2時間前着とビートルの出発時間を比べるとあまり変わらないから結局ビートルになる。飛行機より安いし荷物の制限を気にしなくていいのはポイント高い。福岡市民で良かった
— satoko (@2chipi) March 2, 2024
安い時期であれば燃油サーチャージ代を入れても片道10,000円以下で韓国まで行けますよ。
第3位は、関西国際空港経由でPeachを使って韓国に行く方法。鹿児島空港から関西国際空港へもPeachが運航しているので、乗り継ぎでスムーズに韓国へ行けるでしょう。
関空から鹿児島も那覇も5000円くらいで素晴らしいなPeach
— にくす (@_nixzt) January 16, 2024
関西国際空港からは9社が韓国便を運航しているので、乗り継ぎのスケジュールを組みやすいのも魅力です。
スポンサーリンク鹿児島から韓国に家族旅行するなら大韓航空利用がおすすめ
鹿児島から韓国へ家族旅行に出かけるなら、大韓航空を利用するのが一番おすすめです。大韓航空はLCCの便よりやや割高ですが、その分サービスや補償がしっかりしているのがメリット。小さい子どもを連れての韓国旅行は移動だけでも一苦労です。できるだけ移動距離の短い鹿児島発着便を利用すれば、移動の負担を最小限に抑えられるでしょう。もちろん、子どもの年齢や性格などによっても最適なキャリアの選び方は変わります。できるだけ移動の負担が少ない行き方を選んで、韓国家族旅行を楽しんでくださいね!
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