ワクワクの韓国旅行!ホテル選びも旅の楽しみのひとつですが実は最近、韓国のホテル事情にちょっとした変化が起きているのをご存じでしょうか。
2024年3月から、韓国では環境保護のために、使い捨てアメニティの提供が制限されるようになりました。「じゃあホテルに何があるの?」「自分で何を持っていけばいいの?」と不安になる方もいるかもしれません。
そこで今回は、韓国の最新のホテルアメニティ事情をわかりやすくご紹介していきます。持っていくべきものや、現地調達の方法についてもまとめたので、是非参考にしてください。
韓国のホテルアメニティ事情とは?

韓国のホテルでは、これまで日本と同じように、歯ブラシやシャンプーなどの基本的なアメニティが無料で用意されているのが一般的でした。
しかし、2024年3月から使い捨てアメニティの提供の新しい規制が始まったことで、韓国のアメニティ事情が変化しました。「ホテルに着いてから困った!」なんてことにならないようにまずは最新の韓国ホテルのアメニティルールについてご紹介します。
2024年3月から使い捨てアメニティ提供が禁止に
韓国では、2024年3月29日から「資源節約リサイクル促進法」の改正により、ホテルなどの宿泊施設における使い捨てアメニティの無償提供が禁止されました。
これにより、これまで無料で提供されていた使い捨てシャンプーやローションなどは、今後は必要に応じて代金を支払い、購入する必要があります。
もし無償で提供してしまった場合、施設側には300万ウォン以下の罰金が科されるため、ホテル側も規制への対応を徹底しています。
どのホテルが対象?50室以上のホテルに注意

この規制の対象となるのは、客室数が50室以上ある宿泊施設です。
一般的なホテルチェーンや大型ホテルはほとんどが該当するため、多くの旅行者に影響があると考えていいでしょう。
ただし、今後は小規模施設でも環境配慮のためにアメニティ提供を見直す動きが広がる可能性があるため、予約時に確認しておくと安心です。
禁止されるアメニティ一覧
今回の規制で無償提供が禁止されたアメニティは以下の通りです。
- 歯ブラシ
- 歯磨き粉
- シャンプー
- リンス(コンディショナー)
- かみそり
これらはチェックイン時に無料でもらえないことが多くなっているため、持参するか、現地で購入するようにしましょう。
韓国ホテルに「ある」基本アメニティ

使い捨てアメニティの無償提供が制限されるようになったとはいえ、韓国のホテルには基本的な設備や備品がきちんと整っています。
多くのホテルでは、以下のようなアイテムが引き続き客室内に用意されています。
- バスタオル、フェイスタオル
- 固形石けんまたはボトルタイプのボディソープ
- ボトルタイプのシャンプー、コンディショナー(設置式)
- ドライヤー
- スリッパ
- ミネラルウォーター(ペットボトル)
- ティーバッグやインスタントコーヒーセット
これらは「使い捨て」ではない備品や、補充が前提のサービスとして提供されるため、今後も大きく変わることはないと考えられます。
なお、スリッパやタオル類は、使い捨てタイプではなく繰り返し使用するリユースタイプが主流となっています。衛生面が気になる方は、自分用の使い捨てスリッパやタオルを持参するのがおすすめです。
ホテルによって用意されているアイテムに若干の違いはありますが、四つ星以上のホテルであれば、基本的なアメニティは十分にそろっていることがほとんどです。
事前に詳しく知りたい場合は、ホテルの公式サイトや予約サイトでアメニティ内容をチェックしておきましょう。
韓国ホテルのアメニティは持ち帰ってOK?
韓国のホテルに置かれているアメニティは、日本人と同じく基本的には「消耗品」であれば持ち帰り可能な場合がほとんどです。
ただし、上記でご紹介したとおり韓国は法律で「消耗品」のアメニティは規制されているため、実際には持って帰ることができるものは多くありません。
もちろん、シャンプーやリンスなど設置型の備品は持って帰るのはNG。
持ち帰りOKかわからないものはチェックイン時や客室内の案内表示を確認したり、フロントスタッフに直接聞くようにしましょう。
シャンプーや歯ブラシは要注意!持っていくべきアイテムまとめ

韓国のホテルでは、使い捨てアメニティの無償提供制限のため、これまで当たり前に用意されていたアイテムが置かれていないケースが増えています。
特に注意したいのが、シャンプー、リンス、歯ブラシ、歯磨き粉、かみそりといった身だしなみに欠かせないアイテムです。
多くのホテルでは、シャンプーやリンス、ボディーソープは備え付けボトルタイプに切り替えられていますが、種類や品質が合わないと感じる日本人も少なくありません。
持っていくべきアイテムは以下の通りです。
- 歯ブラシと歯磨き粉
- シャンプー、リンス(トラベルサイズ)
- かみそり
- クレンジングやスキンケア用品
- ボディタオルやスポンジ
- 使い捨てスリッパ
特に肌が敏感な方や、普段使っているお気に入りのアイテムがある方は、現地で調達するよりも事前に準備しておくと安心です。
また、韓国は硬水地域が多いため、髪や肌の乾燥が気になる方は、トリートメントや保湿クリームも持っていくと良いでしょう。
現地調達におすすめな購入場所
旅行中にアメニティを忘れてしまったり、荷物をできるだけコンパクトにしたいという場合は、韓国現地で購入するのもおすすめです。日用品を手軽に購入できる3つのスポットをご紹介します。
コンビニ

韓国の街中には、セブンイレブン、CU、GS25などのコンビニが至るところにあります。
日本と同じく韓国のコンビニでも歯ブラシセットやかみそり、ミニサイズのシャンプーやリンスなど、基本的なアメニティグッズはほとんどそろっています。
多くの店舗が24時間営業しているため、夜遅くに必要になった場合でもすぐに買いに行くことができます。
オリーブヤング

韓国で人気のビューティー&ヘルスケアショップ。韓国旅行でマストなスポットの一つですよね。
旅行用サイズのスキンケア商品やシャンプー、コスメなども取り揃えています。
オリーブヤングは店舗数が多く、主要駅の近くには必ずと言っていいほどお店があります。
現地で試してみて気に入ったアイテムは、帰国前にまとめ買いしてお土産にするのもおすすめです。
大型マート
Eマートやロッテマートといった大型マートでは、日用品をはじめ、飲食物や衣料品まで幅広く取り扱っています。
ホテルの近くにこうしたマートがある場合は、アメニティを含めた必要なものをまとめて買えるのでとても便利です。
しっかり準備して韓国ホテルでの滞在を快適に!
韓国旅行では、2024年3月から施行された新しい規制により、ホテルでの使い捨てアメニティの無償提供が大きく制限されるようになりました。
特に、歯ブラシや歯磨き粉、シャンプー、リンス、かみそりといったアイテムは、持っていくか、現地調達しなければならないので注意が必要です。とはいえ、バスタオルやドライヤー、ボトルタイプのシャンプーなど、基本的な設備はこれまで通り整っているため、過度な心配は不要です。
是非この記事を参考にして、韓国旅行の準備を進めてみてくださいね。
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