韓国の人気俳優パク・ソジュンが、あの有名な「キム秘書はいったい、なぜ?」のロケ地レストランを肖像権侵害で提訴し、ついに勝訴したという衝撃ニュース!
問題となったのは、ドラマの放送後、ロケ地となったカニ料理専門店が、パク・ソジュンの名前や画像を無断で広告に使用し続けていたこと。ネットでも「やりすぎ?」「当然の権利」と賛否が分かれ、大きな話題になっています。
この記事では、パク・ソジュンがレストランを訴えた理由から、気になる裁判の判決内容、ネット上の反応、そして今後の影響まで、わかりやすく徹底解説します!
事件の概要:パク・ソジュン訴訟、元ロケ地レストランを提訴

2018年の人気ドラマ『キム秘書はいったい、なぜ?』に登場したロケ地の「カンジャンケジャン(醤油漬けカニ)専門店」にて、パク・ソジュン氏の映像や名前が無断で広告に使用されていたとして、パク・ソジュン本人が肖像権侵害で訴訟を起こしました。
使用期間は2019年から2024年までと長く、問題となった店舗はドラマ放送から1年後の19年8月、店内外やネット広告で「パク・ソジュンが食べた」と宣伝を始めていました。
当初の“6億ウォン”報道は誤解?

当初、「6億ウォン(約444万ドル)」を請求したとの報道があり大きく拡散されました。
しかし、本人の所属事務所Awesome ENTは「実際には、推定損害額として6億ウォンではあるが、店舗の規模等を考慮し、請求額は6,000万ウォン(約4.4万ドル)だった」と説明。
判決の詳細:裁判所は「5百万ウォン」の支払いを命じる
2025年7月2日、ソウル東部地裁は「肖像権侵害」を認め、店舗側に500万ウォン(約3,700ドル)の賠償を命じました。
しかし、「店舗の規模や違反の形態・期間が比較的軽微」として大幅に減額。訴訟費用は各自負担という判断です。
店舗側の主張:ロケ地PRは一般的?

店舗オーナーである「A氏」は、ドラマのロケ地として映像が使われているならプロモーションとして許されると主張していました。
しかし裁判所はこれを認めず、無断使用は肖像権侵害だと判断しています。
ネットで賛否両論:声を集めて紹介

ネット掲示板Theqooでは、「6億請求は小さな店潰そうとしてる」「たかが500万なのにやりすぎ」との声が上がる一方で、「自分の顔を勝手に商売に使われたら嫌だ」と擁護する意見も。
印象的なコメントを一部ご紹介します。
「That 6 billion claim is seriously petty.」
60億の請求って、めっちゃケチだね
「Even 5 million won is a lot for a small business owner.」たとえ500万ウォンでも、中小企業の経営者にとっては大きい
パク・ソジュン事務所の強い姿勢:「肖像権は絶対に守る」

Awesome ENTは、広告停止要請にもかかわらず繰り返し無視されたとし、「肖像権・パーソナル権侵害に対しては妥協せず、法的対応も厭わない」との強硬姿勢です。
また、裁判後も誹謗中傷が続いており、「二次被害」に対しても必要に応じた法的措置を取ると表明しています。
さらに知っておきたいポイント
韓国における肖像権:有名人でなくとも、他者の画像や映像を商用で使う際は事前の許諾が必要。無断使用は肖像権侵害に該当する。
- モデル起用料と損害算定:推定には本人の広告年収(推定1億ウォン/年)が使用されるが、実際の請求額や判決では「店舗の大きさ」なども加味される。
- 日本でもトレンドに?:日本でも「聖地巡礼」をPRに使うケースがあるため、今後同様の肖像権トラブルが起きる可能性もあります。
まとめ
パク・ソジュン氏の肖像権を巡る訴訟では、店舗側の無断使用が違法であることが初めて明確に認められました。最終的な賠償額は500万ウォンとなったものの、事務所の強い姿勢と、肖像権保護への意識が印象に残るケース。今後、他の俳優や著名人ロケ地でも類似の課題が浮上する可能性があります。
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