「sokodomoとは誰?」「BTSジンのアルバムに名前があったけど、どんな人?」という人へ、韓国のラッパーsokodomo(ソコドモ)について解説します。BTSジンのソロアルバム制作に参加したことで一気に話題となり、ARMYの間でも「誰?気になる!」と注目が集まりました。sokodomoとは何者なのか、プロフィールから音楽スタイル、代表曲、BTSとの関係まで徹底的に解説します。
sokodomoとは?

sokodomo(소코도모)のプロフィール
本名 | ヤン・スンホ(양승호) Yang Seung-ho |
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生年月日 | 2000年11月15日 |
国籍 | 韓国 |
身長 | 181cm |
出身地 | ソウル特別市 |
デビュー | 2019年 8月21日 |
所属レーベル | STANDARD FRIENDS |
MBTI | INTP |
5ヵ国語を操り多文化なバックグラウンドを持つ韓国ラッパー
sokodomoは、韓国人の父と日本人の母の間に生まれた日韓ハーフ。
幼少期をアメリカで過ごし、ティーンエイジャーの頃にはブラジルのサンパウロやリオデジャネイロで生活していました。
このような多文化的な背景から、韓国語、日本語、英語、スペイン語、ポルトガル語の5ヵ国語を話すことができるんです!
sokodomoは、韓国のヒップホップシーンで独自のスタイルと多言語能力を活かし、国際的なアーティストとして今注目を集めています。
sokodomoの名前は日本語に由来?
「sokodomo(소코도모)」というラッパーネームは、「South Korea(韓国)」の「So Ko」と、日本語で「子ども」を意味する「Kodomo」を組み合わせた造語で、「韓国の子供」という意味を持ちます。
この名前には、彼の多文化的なバックグラウンドと、韓国人としてのアイデンティティが込められています。
BTSジンのアルバムに参加
sokodomoは、2025年5月にリリースされたBTSジンくんのアルバム「Echo」に参加したことで注目を集めました。
sokodomoが制作に加わったのは、
- Track 4:「Rope It」
- Track 7:「To Me, Today(오늘의 나에게)」
の2曲!
アルバムに参加したことをInstagramにpostしたところ、なんとJ-HOPEからも「멋지다 승호」とコメントが。

멋지다 승호(クールだね、スンホ)
スンホはsokodomoの本名です。
sokodomoはホビのソロアルバムのリスニングパーティに出席していました。
本名で呼び合うくらいの仲だったなんで知りませんでした。

ちなみにsokodomoはBTS全員のInstagramアカウントをフォローしています
sokodomoの経歴|デビューまでの歩みとブレイクのきっかけ
多言語を操る韓国ラッパー・sokodomoのキャリアは、Show Me the Money 6からスタートします。高等ラッパー3やShow Me the Money 10でブレイクするまでのsokodomoの経歴について解説します。
「Show Me the Money 6」で一次落ち、「Show Me the Money777」も途中で消える

sokodomoは2017年に『Show Me the Money 6』に出演したものの、一次審査で脱落。
さらに2018年の『Show Me the Money 777』にも挑戦して映像審査とラッパー選抜戦を勝ち抜いたものの、途中で番組から姿を消しています。
Show Me the Money 777で一躍有名になったCoogieについてはこちら。


予選でCoogieの前にいたのがsokodomoだったらしいです
2019年「高等ラッパー3」で注目を集め、Sony Musicと契約
2019年2月、sokodomoは韓国のラップバトル番組『高等ラッパー3(High School Rapper 3)』に出演。
ここで独自の音楽スタイルと多言語を操る才能で注目を集め、「Mirror」「U.F.O」「Freedumb」「Global Extinction」などの楽曲を披露し、最終的に6位という成績を収めました。
そして同年6月、Sony Musicと専属契約を結びます。12月にはデビューEP『WWW.III』をリリース。
このEPには「Go Home」などの楽曲が収録され、韓国の音楽チャートであるGaon Album Chartで78位を記録しました。
2021年「Show Me the Money 10」での躍進
2021年、sokodomoは再度『Show Me the Money 10』に出演し、ついにリベンジを果たします。
番組内で披露したシングル「Merry-Go-Round(회전목마)」は、韓国のGaon Digital Chartで1位を獲得し、彼の代表曲となりました。
sokodomoのスタイルと魅力を徹底解剖
ヒップホップだけじゃない、色んなジャンルをミックスして、韓国語に日本語、英語まで自由自在に操るsokodomoの音楽は、とても独創的です。
sokodomoの音楽スタイルや魅力を解説します。
やわらかい声とメロディアスなラップ
まずは、Killing Verseシリーズからチェック。
残念ながらsokodomo単独での出演はないのですが、Zior Park, Mudd the studentとともに出ていたときのものです。
最初に登場するのがsokodomo。
sokodomoの声は、やわらかい質感で聴き手に親しみやすい印象を与えます。力強さだけでなく、どこか儚さや繊細さを感じさせるのが特徴です。
ラップスタイルは勢いで押すタイプではなく、ゆったりとリズムに乗りながらも言葉のひとつひとつを丁寧に届けるスタイル。どちらかというと感情に響かせるタイプだと思います。
また、ラップだけでなく、歌うパートも多くメロディアスで耳に残りやすい。シンプルながらもキャッチーなフレーズが魅力です。
個性的なビジュアルにも注目

sokodomo(ソコドモ)は、音楽だけでなくファッションやビジュアル面でも注目を集めています。
sokodomoのInstagramアカウントでは、個性的なファッションスタイルやビジュアルが多数投稿されており、ファンからの支持を得ています。
sokodomoのファッションは、ストリートスタイルを基盤にしつつも、独自のセンスが特徴。
特に、色使いやアイテムの組み合わせにおいて、他のアーティストとは一線を画すスタイルを確立しています。
sokodomo聴くならまずこれから聴いて!おすすめ曲
sokodomoに興味がわいたら、ぜひ曲も聞いてみてください。sokodomoの代表的なおすすめ曲をピックアップしました。
Merry-Go-Round (Feat. Zion.T, Wonstein)
韓国の人気オーディション番組「Show Me The Money 10」で披露され、チャートを席巻した代表曲。
幻想的なトラックに、sokodomoの繊細なラップとZion.T、Wonsteinのボーカルが絶妙に絡む一曲です。
sokodomoの存在を世に知らしめた決定打。
Freedumb (Feat. HAON)
Freedumb (Feat. HAON)は、2019年に出演した韓国のヒップホップオーディション番組『高等ラッパー3(High School Rapper 3)』のセミファイナルで披露された楽曲。
HAON(キム・ハオン)とのコラボ曲で、まだ若くて初々しい姿がきゅんです。
楽曲のプロデュースは、韓国の人気プロデューサーであるBOYCOLD。sokodomoの独特なフロウとHAONのエネルギッシュなラップが絶妙に融合しています。
SPOTLIGHT (Feat. LEX)
2024年4月29日にリリースされたアルバム『SWEET HE♡RT』に収録されている曲。
sokodomoと日本のラッパーLEXのコラボによって生まれました。LEXはラッパーLANAの実兄です。
sokodomoっぽいトラックで、LEXのフロウとの相性も◎。
韓国と日本の若手ラッパー同士の交流としても注目されました。
唯一無二のスタイルで注目を集める韓国ラッパー・sokodomo
sokodomoは、独自の音楽スタイルと強いビジュアルセンスで韓国ヒップホップシーンに新たな風を吹き込む存在。BTSジンのアルバム参加や、LEXとのコラボなど、ジャンルや国境を超えた活動も話題です。今後のさらなる進化とグローバルな活躍から目が離せません。
Show Me The Moneyや高等ラッパー出身の韓国ラッパーはこちら。


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